
品川近視クリニックで”1日レーシック”を受けてきたので、どんな感じだったのか感想を述べていきたい。
この記事の前編「ICLの検診でレーシックを申し込んだ話」は以下↓の記事で書いている。

この記事の目次
- 当日までの準備
- コンタクト3日間禁止
- 前日から点眼
- 施術当日(〜施術まで)
- 品川近視クリニックに馳せ参ずる
- 簡単な再検査
- ロッカーに荷物を入れ待機
- 施術開始
- 手術台へ
- フラップの作成
- レーザー照射
- 施術後〜検診
- すぐ効果の片鱗が現れる
- ただ時間を潰す
- 術後検診
- 翌日以降
- レーシック最高
当日までの準備
1日レーシックとは言えど、クリニックから少しだけ指示があるので、従わないといけない。
コンタクト3日間禁止

レーシックカウンセリングと同様、コンタクトは3日間禁止される。眼鏡が苦手な自分としてはかなりストレスだったが、「当分眼鏡を掛けることはないだろう…」という思いの下、3日間眼鏡で過ごした。
前日から点眼
また、前日からは3時間毎に支給された目薬を点眼する必要がある。細菌を減らす目薬だ。これは簡単。「気分転換に目薬…悪くないな」とつぶやきながら過ごす。
施術当日(〜施術まで)
品川近視クリニックに馳せ参ずる

いよいよ手術当日。予約した10時に有楽町の品川近視クリニックに馳せ参じた。
これまで通り受付を済ませる。簡単な検査があるようなので、待合室で待つように言われた。
簡単な再検査
おなじみの検査ルームで少しだけ検査。「お変わりないですね〜」とのこと。施術前の最終確認といったところだろう。
ぼやけた視界ともオサラバだと思うと感慨深い。長年苦しめられたが、この眼で生きてきたのだ。
ロッカーに荷物を入れ待機
検査を終えると、まずロッカーに全荷物を入れる。スマホはもちろん、アクセサリー等もしまう必要がある。
余談だが、メイクも施術当日は禁止される。自分は普段しないから良いが、人によってはストレスポイントだろう。
その後、名前が呼ばれるまで手術エリアの近くにある待機室で待つよう指示されるが、スマホが無いもんで体感時間がとにかく長い。瞑想しながら過ごす。
やっと呼ばれたと思えば、今度は手術前の椅子で待機。髪の毛が邪魔にならないようにする帽子を被る。
麻酔?の目薬を差されて視界がぼやぼやした状態のまま、今か今かとその時を待つ。もう逃げられない。
施術開始
手術台へ
前の人の施術が終わり、ついに私の番が来た。
手術室に入ると、ひときわ大きなレーシックの機械が目に飛び込んでくる。これで眼を弄るのか…と圧倒されるサイズ感だ。
周りには4,5人の看護師・ドクターが控えており、手術台に仰向けで寝るよう言われる。まさに”まな板の鯉”。
テープのようなもので瞼が閉じないよう固定される。「終わるまでできるだけ正面の緑色の光を見ててくださいね〜」とのこと。ちょっとでも目線ズレたらどうなるんですか…!?
フラップの作成
眼が乾かないよう看護師さんが霧吹きで水分を吹きかけてくれる中、フラップの作成が始まる。下図↓の2番目だ。

フラップ作成は、専用の機械を眼球に強く押し当てて行う。少しのズレが命取りだからだ。
その間は視神経が圧迫され視力を失うらしい。正直なところ、視力を失っているのか、機械で暗くなっているのかは自覚できなかった。
30秒ほどで作成が終わると目に光が飛び込んでくる。視界は驚くほどぼやけていた。
レーザー照射
次はレーザー照射だ。これは数秒で完了した。何が起こっているかは全然わからない。
眼が焼けている臭いも感じることができなかった。
あとは、もう片方の眼で同じことをするだけ。合計10分もかかっていないと思う。
施術後〜検診
すぐ効果の片鱗が現れる

施術が終わると術後待機室に案内されるのだが、この時点で眼に変化が現れていることを感じる。
当然、麻酔やらで視界はぼやけているが、明らかにベースの視力が向上しているのが分かる。
しばらく経過を見て問題なければ、今後の説明と午後の検診の時間を告げられ、検診まで暇を持て余すことになる。
ただ時間を潰す
クリニックを出たのが12時頃、検診の時間が16時なので、4時間ほど暇になる。
本来2日間で行う「手術→術後検診」の流れを1日で行うので、暇になるのは仕方がない。(それで検診としての信頼性が担保できているのか疑問は残るが…)
検診まで透明な保護メガネを掛ける必要があるとのこと。これは非常にダサい。
とりあえず昼ごはんとしてラーメンを食べ、残りの時間は漫画喫茶に籠もることにした。眼鏡が恥ずかしいので。

ラーメンを食べているあたりから、じわじわと眼が痛くなってくる。レモン汁を垂らしたような痛みだ。乾燥も強く感じる。
抗菌炎症用の目薬2本を1時間毎、乾燥痛み止め用の目薬2本を適宜指す必要があるのだが、痛み止め用目薬の効果が強力で、これ無しでは正直やり過ごせなかった。
術後検診
16時頃になると痛み乾燥は落ち着いてくる。
改めて品川近視クリニックに赴き、視力を測ると1.0〜1.2ほど見えていた。
経過は問題ないようで、すぐに帰宅。細心の注意を払えばシャワーも浴びてOKとのこと。
目薬は1日5回を1週間程度差し続ける必要があり、寝るときは保護メガネを掛けなければならない。締め付けが若干強く、耳の上が痛くなるのがネック。
翌日以降

寝て起きると視界がかなり安定している。寝ぼけながらいつもの癖で眼鏡を掛けてしまう。この習慣ともオサラバだ。
しばらくはドライアイを感じるが、3日もすると収まってくる。
施術1週間後に再度検診する必要があるのだが、経過に問題はなく、視力は1.5まで回復していた。
レーシック最高
現在施術から約半年経っているのだが(2024年3月)、依然として調子は良い。
数年経たないとレーシックのデメリットは現れるにくいので、判断するにはまだ早いが、やって良かったと心から思う。人にも勧めたい。
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