
ふるさと納税がオトクな制度であることは、日本国民全員が知っていると思う。
そして多くの人は「普段買わないもの」や「還元率が高いもの」を返礼品に選んでいるだろう。
それでも良いのだが、私は返礼品を「使いやすさ」を軸に選ぶこと提案したい。
どうしてなのか・おすすめのジャンルは何なのか、をこの記事で見ていってもらいたい。
この記事の目次
- ふるさと納税とは
- ふるさと納税の仕組み
- ふるさと納税のやり方
- 使いやすさで返礼品を選ぶべき理由
- 理由1:余らせて保管する場所を圧迫する
- 理由2:余らせて無理やり消費することになる
- ふるさと納税返礼品の悩みは「余らせる・持て余すこと」に集約される
- ※納税額が少ない or 家族が多い人は気にせず頼んでほしい
- おすすめ返礼品ジャンル
- 選ぶ基準:消費スピードが早い or 場所を取らない
- 【おすすめジャンル1】普段消費している食料品
- 【おすすめジャンル2】日用品
- ふるさと納税額の2,3割は贅沢品でいい
ふるさと納税とは
ふるさと納税ってなんだっけ?という人のために、簡単に説明しておきたい。
ふるさと納税の仕組み

ふるさと納税をざっくり説明すると、「本来自分の住む自治体に納めるべき税金を、他の自治体に納めることで、返礼品がもらえる制度」である。
詳しい仕組みは↓のサイトを見てもらうのが早いが、やらない理由がないことは理解していただけたと思う。
ふるさと納税のやり方
ふるさと納税のやり方は大きく2ステップだ。
1.ふるさと納税のサイトで返礼品(納税する自治体)を選び、購入(納税)する。
2.寄付金控除の手続き(確定申告orワンストップ特例制度)を行う。
詳しいやり方を知りたい場合は、またしても↓のサイトか、検索していただければ良いと思う。
使いやすさで返礼品を選ぶべき理由
早速だが、「使いやすさ」で返礼品を選ぶべき理由を説明していきたい。
理由1:余らせて保管する場所を圧迫する

ふるさと納税の返礼品は、量が多かったり、サイズが大きいことが多いので、保管場所を圧迫してしまう。すぐ消費できるものであれば問題ないが、減りづらい返礼品を頼みすぎると収納しきれなくなる。
月一回必ず頼む、といったように計画的に注文すればある程度解決できるが、納税額が増えるほどシビアになるし、そもそも頼むのを忘れがちだ。
保管場所を圧迫し、モノが溢れると2つのデメリットがある。
1.モノが多い部屋で生活することは、限られた脳のリソースを無駄に消費することに繋がる。
2.今より広い空間(冷蔵・冷凍庫、部屋)を維持しようとすると余計なコストが発生する。
良いことがない。
理由2:余らせて無理やり消費することになる

保管場所を圧迫するほど注文した場合、無理やり消費することになる。
豊かな生活の為、ふるさと納税でお得に返礼品を獲得したのに、返礼品のために自分が無理することになる。本末転倒だ。
ふるさと納税返礼品の悩みは「余らせる・持て余すこと」に集約される
要するに、ふるさと納税返礼品の悩みは「余らせる・持て余すこと」に集約されるのだ。
納税して消えるはずのお金で返礼品が貰える…その事実に興奮し、目的を考えずに注文するから持て余すことになる。
※納税額が少ない or 家族が多い人は対象外
一応補足しておくが、ふるさと納税できる額が少ない人・家族が多い人は悩む必要はない。「余らない」からだ。
おすすめ返礼品ジャンル
選ぶ基準:消費スピードが早い or 場所を取らない

以上を踏まえ、おすすめの返礼品ジャンルを紹介していきたい。
選ぶ基準(軸)は「消費スピードが早い or 場所を取らない」ことだ。「余らせる・持て余すこと」を避けるためだ。単純明快。
【おすすめジャンル1】日常的に消費する食料品
テンポよく消費していくには、家庭で使い慣れた商品が望ましい。
その点、普段から消費している食料品はかなりおすすめだ。
例としては、鶏肉・豚肉・牛肉・ナッツなどが挙げられる。おすすめの返礼品は↓だ。
もも肉むね肉ハーフ合計3.7kg 10000円(熊本県津奈木町)
肉系で最もおすすめできるのは、この鶏肉かもしれない。約200gで小分けになっていて非常に使いやすい。
そもそも鶏肉は料理に使いやすいので最高だ。
豚肉3.3kg 10000円(茨城県土浦市)
鶏肉と同様、豚肉は料理に使いやすいのが魅力。
切り落としなので油は多めになるが、豚の脂は良質なのでOK。
牛肉切り落とし1.5kg 10000円(宮崎県小林市)
やはり牛肉はシンプルに美味しいが、鶏肉豚肉よりは量は少なくなってしまう。
場所を取らないという意味ではGoodではある。
ミックスナッツ2kg 10000円(愛知県碧南市)
ミックスナッツの健康効果は述べるまでもない。毎日食べるものこそ、ふるさと納税で注文するべき。
ただ還元率は低くなりがち。
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その他おすすめとしては、米・カップヌードルあたりも普段食べる人には持って来いだろう。体には良くないが。
【おすすめジャンル2】日用品
食品以外では日用品もおすすめだ。
例としては、ティッシュ・トイレットペーパー・タオルあたりだろう。おすすめは↓の通りだ。
トイレットペーパーシングル48個・ティッシュ30個 15000円(岩手県一関市)
個人的にトイレットペーパーとティッシュがセットになっている返礼品がおすすめだ。
以前購入したセットはなくなってしまったので、別の商品を紹介しています。
フェイスタオル(ヒオリエ)枚 10000円(大阪府泉佐野市)
我が家で愛用しているタオル。申し分ない。
ふるさと納税額の2,3割は贅沢品でいい
ここまで「日常的に使う返礼品を選べ!」と口酸っぱく主張してきた。
一方で、全ての返礼品を日用品等にするべきだとは思っていない。なぜならバランスが悪いからだ。
理想は、ベースは日用品等を返礼品に選び、たまに贅沢品を選ぶことだ。
結果的に8割は日用品等・2割は贅沢品になっていると、ふるさと納税の使い道としてはバランスが良いと思う。
伝えたいのは、「タダで貰えるから贅沢しよう」という考え方ではなく、「タダで貰えるけど基本は日常的に使えるものを頼もう。たまに贅沢してもいいか」というバランスの取れた考え方でふるさと納税してほしい、ということだ。
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